HSPで仕事の人間関係に悩んでいる方へ。
特に「上司の機嫌に振り回されてしまう…」という経験はありませんか?
僕自身もHSPとして、
毎日のように上司の表情や態度に敏感に反応し、
心が落ち着かない日々を過ごしてきました。
この記事では、当時どんな悩みを
抱えていたのかをリアルにお話しします。そして、どうやって克服できたのか、
実際に試して効果があった方法を
具体的に紹介します。
同じように苦しんでいる方の気持ちが
少しでも楽になるきっかけになれば嬉しいです。
上司の機嫌に振り回されていた日々
「おはようございます」と
挨拶した瞬間に上司が無言だっただけで、
「あれ、自分なにかミスしたかな…」と
一気に不安に。
上司がちょっと眉をひそめただけで、
「自分の発言が間違っていたのかもしれない」と
頭の中がぐるぐる。
毎日のように、
上司の機嫌で自分の気分も
決まってしまっていました。
本来は自分のタスクに集中すべきなのに、
気づけば一日中「上司の顔色探知機」
みたいになってしまっていたんです。
夜になると疲れ果てて、帰宅してもぐったり。眠ろうとしても「今日のあれ、大丈夫だったかな」「明日怒られるかも」と考え続けてしまい、心も体もボロボロになっていました。
正直、このままじゃ壊れるかもしれない、と感じるくらいでした。
どうやって克服したのか?具体的な方法
ここからは、僕が実際に試して効果があった方法をお伝えします。どれも小さな工夫ですが、積み重ねることで「上司の機嫌=自分の気分」にならなくなっていきました。
①「上司の機嫌は自分の責任じゃない」と言い聞かせる
最初に取り入れたのは、自分に毎日繰り返す“言葉”を決めることでした。「上司の機嫌は上司のもの。自分の責任じゃない」これを心の中で唱えるだけでも、少し気持ちが軽くなりました。
② 朝のToDoリストで意識を切り替える
出社するとすぐに付箋に「今日やることベスト3」を書くようにしました。上司の表情が気になったら、その付箋を見て「自分はこれをやればいい」と意識を戻す。やるべきことに集中することで、顔色に振り回される時間が減っていきました。
③ 機嫌の悪さを「自分以外の要因」と考える
以前は「機嫌が悪い=自分のせい」と即断していました。でも、「もしかして体調が悪いのかも」「家庭のことかもしれない」と考える練習をしました。そう思えるだけで、自分を責める気持ちが和らいだんです。
④ 信頼できる同僚に話す
「上司の機嫌で毎日疲れるんだよね」と、信頼できる同僚に打ち明けてみました。「わかる!俺もそうだよ」と共感してもらえただけで、「自分だけがおかしいんじゃない」と救われました。
⑤ 仕事後のリセット習慣を作る
帰宅後は散歩したり、好きな音楽を聴いたりして「仕事モードを切る」時間を意識しました。これをやるだけで、翌日までモヤモヤを引きずらなくなりました。
克服して変わったこと
こうした工夫を積み重ねていくうちに、だんだんと変化が出てきました。
- 「今日は上司、機嫌悪そうだな」→「でも自分は自分の仕事をやればいいや」と切り替えられるようになった。
- 上司の表情に一日中振り回されることが減り、仕事に集中できる時間が増えた。
- 「自分の責任じゃない」と考えられるようになり、気持ちがラクになった。
もちろん、今でも気になることはあります。でも以前のように「顔色だけで一日が決まる」ことはなくなり、自分のペースで働けるようになってきました。
上司の機嫌に振り回されないために
HSPの人は敏感だからこそ、上司や同僚のちょっとした表情や態度に心が揺れてしまいます。でも、「上司の機嫌は自分の責任じゃない」と切り分けること、そして自分がやるべきことに集中する工夫をすることで、少しずつラクになれます。
僕自身も、毎日怯えていた頃と比べてかなり生きやすくなりました。この記事が、同じように悩んでいる方にとって「自分もできるかもしれない」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
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